平成26年11月21日、地球研と富士吉田市外ニヶ村恩賜県有財産保護組合(恩賜林組合)、国際コモンズ学会が2013年6月に共同開催した「国際コモンズ学会第14回世界大会(北富士大会)」に対して、「平成 26年度日本政府観光局(JNTO)国際会議誘致・開催貢献賞」に選出されました。
本賞は、国が国家戦略として位置づける国際会議誘致・開催の意義に関する国民の理解を促進し、国際会議主催者及び都市・推進機関の社会的評価を高めることを目的として平成 20 年度より設けられ、今年度が 7 回目の実施となります。今回の賞は、各コンベンション推進機関より推薦された平成 25 年度中に誘致決定もしくは開催された国際会議の中から、有識者で構成される審査委員会での審査を経て、「国際会議誘致の部」・「国際会議開催の部」の2部門のうち、国際会議開催の部として選出されました。
「国際コモンズ学会第14回世界大会(北富士大会)」が受賞した理由は以下のとおりです。
- 東アジアで初めての開催となったが、大会の受け入れにあたり、国・地方行政・地元団体が連携し、手作りの会議を作り上げた。また、秋篠宮殿下のご臨席を賜った他、関係各省庁、JNTOも会議参加するなど、多くの連携を行った会議であった。
- 会場が多数にまたがっていたが、シャトルバスをリンクさせる工夫を行い、スムーズな運営を行った。結果、移動中に富士山をはじめとした雄大な景色を望むことが出来、移動も楽しみの一環となり、参加者満足度向上につながった。
- レセプションでは大規模な屋外会場で実施。祭り会場のように、出店を展開。地元住民と協働し、メニューの作成・提供を行ったことは、地元住民の国際会議開催・当分野への理解促進に大きく貢献した。
- 地場産業である織物を使用したコングレスバックを作成。地域産品のPRと同時に、地域経済へ貢献した。
授賞式は、12月9日(火)午後1時30分から、東京国際フォーラム「国際ミーティング・エキスポ」会場内にて執り行われました。